RubyMineをGitHubに連携させて導入してみる

今僕がプログラミングで使っている環境はAtomかSublimeTextです。
C#についてはVisualStudio。
Rubyはコンパイルとかないし、そもそもIDEなんてないだろって先入観の元、
テキストエディター+αな感じでいいじゃんって事で使っていました。

最近になって久々にVisualStudioを触る機会がありまして、
IDEの補完とか、エラーを即指摘してくれる動作とかスゲー!って改めて思いまして…
ふとRubyでもIDEが使えない物かと思い、導入してみました。

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要件としては、

  • RubyonRailsのプログラミング
  • バージョン管理はGitHub
  • DBはMySQL(MariaDB)
  • 64bit(32bitの場合は読み替えてください)

※RubyMineは有償ソフトです。30日間だけ試用が可能です。

ちなみに環境はWindowsです。

Rubyインストール

まずはRubyをインストールします。
既にRubyインストール済みの場合はスキップします。

RubyInstaller

  1. まずはこちらのページからRubyInstallerをダウンロードします。
    RubyInstaller for Windows

  2. Downloadページに移動し、RubyInstallerの最新版をダウンロードします。
    2016年10月12日現在、「Ruby 2.3.1 (x64)」が最新です。

  3. ダウンロードしたら、インストーラーに沿ってインストールして下さい。
    ※インストールウィザードの際、【Rubyの実行ファイルへ環境変数PATHを設定する】にチェックを入れて下さい

DEVELOPMENT KIT

次にDevelopmentKitをインストールします。

  1. こちらも同様のDownloadページに存在しますので、ダウンロードを行います。
    インストールしたRubyInstallerによって異なりますが、今回の場合は
    【DevKit-mingw64-64-4.7.2-20130224-1432-sfx.exe】
    になります。
  2. このexeは自己解凍ソフトになりますので、まずは展開先を作成します。
    僕の場合は【C:\RubyDevKit2X-x64】というフォルダを作成しました。
  3. 自己解凍を実行し、2で作成したフォルダに展開します。
  4. コマンドプロンプトを管理者にて実行し、以下コマンドを実行します。
cd C:\RubyDevKit2X-x64\
ruby dk.rb init
ruby dk.rb install

Gitインストール

RubyMineでGitHubを使用するので、Gitをインストールします。

  1. こちら Git - Downloads からWindows用Gitをダウンロードします。
  2. ウィザードに沿ってインストールします。デフォルトで問題ないです。

RubyMineインストール

下準備は出来ましたので、RubyMineをインストールしていきます。

  1. まずはこちらの「Get Free 30days」からダウンロードします。
    www.jetbrains.com
  2. ダウンロードしたexeを実行します。途中32bitか64bitか聞かれるので、64bitを選択します。

RubyMineのセットアップ

RubyMineのセッティングを行っていきます。

GitHub連携とプロジェクト作成

  1. RubyMineを実行すると、一番最初にデザインの設定等の画面が出ますので、好きな設定を選んで進みます。
  2. スタート画面が表示されるので、右下の【Configure】から【Settings】を選択します。 f:id:daisuke-jp:20161012154016p:plain
  3. 左のツリーより、【Version Control】⇒【GitHub】を選択します。
    • Host : github.com
    • Login : GitHubアカウントのメールアドレス
    • Password : GitHubのパスワード
      これでTestを実行し、【COnnection successful】が表示されれば、GitHubとの接続は完了です。
  4. OKを押して2の画面に戻ります。
    【Check out from Version Control】を押して、【GitHub】を選択すると自分のレポジトリが表示されます。
  5. 各項目に適切な内容を選択します。
    • Git Repository URL : からクローンしたい(開きたい)レポジトリを選択します。
      ※自分のも、Organizationのも全てプルダウンで一覧表示されるのは辛いですね…
    • Parent Directory : クローンしたプロジェクトの、ローカルでの保存先を指定します。
    • Directory Name : プロジェクトフォルダの名前を指定します。
      ※パスとしては、<Parent Directory>/<Directory Name>になります。
  6. 問題なければ実行するとクローンが開始され、対象のディレクトリが作成されます。
    ※Parent Directoryが手順6の段階で存在しない場合、一度実行するとParent Directoryのみ作成されます。
     同時にクローンが動作しない為、6をもう一度実行してクローンを行って下さい。

MySQL接続

先の手順でGitHubからクローンしたプロジェクトがMySQLの接続設定等している場合、 プロジェクトを開いた際に警告が出る場合があります。

  1. 画面右下に【Database connection detector】と表示された場合、そのメッセージの【Discover and setup】を押します。
  2. Data Sources and Drivers 画面が表示されますので、左上の+ボタンを押し、MySQLを選択します。 ※今回は新規でドライバーの設定等行いますが、Import Data Sourcesからでも構いません。
  3. 画面右側に設定画面が表示されるので、各項目を編集していきます。
    • Host : 使用されるMySQLが用意されているサーバーIPアドレス
    • Port : デフォルトは3306
    • Database : 接続するDBのスキーマ名
    • User : MySQLのユーザー
    • Password : 選択したユーザーのパスワード
  4. Test Connectionを押し、Successfulが表示されればOKを押して設定画面を閉じます。

以上でインストールは完了です。 ソースを編集して、IDEの動作を確認してみて下さい。

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