投稿

7月, 2016の投稿を表示しています

CentOSにAnacondaをインストールしてデータサイエンスに踏み込んでみる

イメージ
今回はRailsを外れて、PythonのAnacondaをインストールしてみようと思います。 この後、TensorFlowのインストールから稼働までを試します。 データ分析などで需要が増している印象のAnacondaですが、今回は CentOS7を構築し、Anacondaをインストールするまでの手順を記載します。 前提 CentOS 7 Python 3.5 開発やテストで使用する前提なので、セキュリティの設定などを別途行って下さい 手順 CentOSサーバー構築 CentOS 公式ページ からisoイメージをダウンロード OSイメージで起動して、ウィザードを進めていく。 インストール言語設定 キーボード ntp サポート言語 セキュリティポリシー インストールソフトウェアの設定 ディスク KDUMPをオフに ネットワークの設定   インストールを開始して、インストール中にrootのパスワード変更   再起動してコマンド画面が立ち上がるので、rootでログインします。   firewallの停止 systemctl stop firewalld systemctl disable firewalld SELINUX停止 setenforce 0 //SELINUX=enforcing SELINUX=disabled pyenvをインストール git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bashrc source ~/.bashrc anacondaをインストール # anacondaのバージョン確認 pyenv insta...

Githubに新規でRailsプロジェクトをアップロードする手順

Railsなどのアプリケーションを作り、Githubのリポジトリを新規で登録する際の手順を記載します。 前提 LINUX Githubアカウント取得済み Rails環境構築済み (過去ブログに構築方法は記載しています。) 手順 端末のSSH公開鍵をGithubに登録する。 既に登録済みの場合は読み飛ばしてください。 この手順を行っていない場合、pushなどでエラーが発生する場合があります。 なお、Github Desktopでは問題は発生しないはずです。 LINUXにSSHなどで接続し、以下コマンドを実行します。 $ ls ~/.ssh この結果、以下ファイルが既にある場合は公開鍵は作成されている為、手順2は飛ばしてください。 id_rsa id_rsa.pub 公開鍵and秘密鍵を生成します。 $ ssh-keygen -t rsa -C "<メールアドレス>" 実行すると、鍵を保存するディレクトリ、パスフレーズ、パスフレーズ確認を求められますが、 基本的にそのままENTERで構いません。 ※変えたい場合は変えてください。    公開鍵をコピーする 公開鍵をクリップボードにコピーします。 以下コマンドを実行して公開鍵ファイルを開き、全選択をしてコピーして下さい。 $ vi ~/.ssh/id_rsa.pub Githubに登録する Githubにログイン⇒Settings⇒SSH and GPG keys⇒SSH keys⇒New SSH keyを押します。 Title : 管理用の名前になるので、分かるような名前を付けて下さい。 Key : 前の手順でコピーした公開鍵をペーストします。 最後にAdd Keyを押して下さい。 ここまででとりあえずGithubへの接続が出来るようになりました アプリケーションを作成する。 既にアプリケーション作成済みの場合は読み飛ばして下さい。 プロジェクト作成 $ rails new プロジェクト名 -d mysql Githubにリポジトリを準備する Githubのトップページから New repository をクリック リポジトリ名や公開範囲などを指定する。 Initialize this repository with a...

Ruby on RailsをMySQLで動作させる手順

イメージ
RubyOnRailsのDBをMySQL(MariaDB)に変更する手順を記載します。 MySQLとMariaDBは基本的に互換です。 前提 CentOS7 64bit MySQL or MariaDB ruby 2.3.1p112 Rails 4.2.6 手順 CentOS構築  CentOS7をminimalで構築する MySQL or MariaDBインストール CentOS7にMariaDB(MySQL)をインストールする 関連パッケージインストール yum install gcc-c++ glibc-headers openssl-devel readline libyaml-devel readline-devel zlib zlib-devel rbenvインストール(rubyのバージョン管理するやつ) git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git /usr/local/rbenv echo 'export RBENV_ROOT="/usr/local/rbenv"' >> /etc/profile echo 'export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"' >> /etc/profile echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> /etc/profile # SSHを再接続して実行 rbenv --version  ruby-buildインストール git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git /usr/local/rbenv/plugins/ruby-build rubyインストール # Rubyのバージョン一覧確認 rbenv install -l # Rubyのバージョンを指定してインストール rbenv install -v 2.3.1 rbenv rehash # 使うRubyのバージョンを指定 rbenv global 2.3.1 # Ruby...

CentOS7にMariaDB(MySQL)をインストールする

CentOS7へのMariaDBインストールの手順を記載します。 CentOS7からはMySQLに変わってMariaDBが標準になっています。 基本的にMySQLとの互換はありますので、MySQLのコマンドや、MySQLWorkbenchも使えます。 RailsでMariaDB(MySQL)を使用していくので、その前段階です。 前提 CentOS7 インストール済み SSHにて実行 CentOSをminimalで構築する 手順 yumからインストール yum install mariadb mariadb-server rpm -qa | grep maria 文字コードの変更 vi /etc/my.cnf [mysqld] datadir=/var/lib/mysql socket=/var/lib/mysql/mysql.sock # Disabling symbolic-links is recommended to prevent assorted security risks symbolic-links=0 # Settings user and group are ignored when systemd is used. # If you need to run mysqld under a different user or group, # customize your systemd unit file for mariadb according to the # instructions in http://fedoraproject.org/wiki/Systemd character-set-server=utf8 [mysqld_safe] log-error=/var/log/mariadb/mariadb.log pid-file=/var/run/mariadb/mariadb.pid # # include all files from the config directory # !includedir /etc/my.cnf.d サービスの起動 systemctl enable mariadb.service systemctl start mariadb.s...

CentOS7をminimalで構築する

イメージ
まず僕が今している事は、Ruby on Railsを使ったWEBサービスの企画・立ち上げと、データ解析・機械学習です。 そこで、まずはRailsにしても、機械学習にしても習得するべきLINUXを構築したいと思います。 必須ではないですが、覚えてて損はないはずです! CentOSによる開発環境の立ち上げから、RailsをMariaDBで稼働させるまでを目指します。 前提 ミドルウェア等含め、余計な物はインストールしません。 F/WやSELinuxは切ってしまっているので、動作環境によっては切らないかIPSとかを導入する必要があります。 基本的にCLIを使用していきます。 構築環境 CentOS7 64bit(CentOS-7-x86_64-DVD-1511.iso) 手順 CentOS 公式ページ からisoイメージをダウンロード サーバーにイメージをマウントさせて、お好みスペックの仮想マシンを作成し、①でダウンロードしたisoをマウントしてインストール開始 ※VM構築はカスタムで行う事と、基本はウィザード通りにやってけばOK OSイメージで起動して、ウィザードを進めていく。 インストール言語設定 キーボード NTP サポート言語 セキュリティポリシー インストールソフトウェアの設定 ディスク KDUMPをオフに ネットワークの設定 一通り設定が終わって俯瞰 インストールを開始して、インストール中にrootのパスワード変更 これで再起動まですると、コマンド画面が立ち上がるので、rootでログインします。 firewallの停止 systemctl stop firewalld systemctl disable firewalld SELINUX停止 setenforce 0 //SELINUX=enforcing SELINUX=disabled 以上でインストール終了です。 後は必要なミドルウェアをインストールしましょう。 注意点 firewallやSELINUXはセキュリティに関わる機能です。 オフにするか否かは、行う内容によって考えましょう。